老人を敬い長寿を祝う
敬老の日は平成15年に、9月の第3月曜日を国民の祝日とし、旧来の9月15日は老人の日の名称で記念日として残し、15日〜21日は「老人週間」となりました。人生の先輩として永年にわたり社会や家庭のために働いてきたことに感謝して老人を敬い、長寿を祝うものです。敬老会・慰安会・高齢者の表彰など様々な行事を実施し、老人の福祉に関心と理解を高めようとする日ですが、年祝いの習慣は、長寿の祝いとして奈良時代から行われてきました。現在では年配であっても若く意欲的な人が多く、お祝いの品物も、以前のように年寄りから連想する固定観念を捨て、本人の趣味・趣向に合うものが喜ばれています。健康管理に役立つものや、好物の食品、あるいは観劇や旅行のプレゼントで、できるだけ身内の人が同行し、会話を交わし時間を共有することが喜ばれます。
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