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1月15日を中心にした数日

元日から7日までを「大正月」というのに対して、旧来の15日を中心にした数日を「小正月」と呼びます。これは古代、満月を月の基準とし、15日が年頭に当たるためで、この日を中心に別名「女正月」ともいい、正月中忙しかった女性をいたわる日としたのです。この日は、古代中国の古事にならって小豆粥を食べ、一家の健康を祈願する風習があります。大正月には仕事始めや事始めなど、初めに関する行事が多いのに対して、小正月はなまはげ・かぜとり・鳥追い・かまくら・左義長・どんと焼き・粥占い・網引きなど、農作物の豊凶を占う行事が多いのです。「どんと焼き」は、神社や寺院の境内に正月の飾りに使った門松・注連飾り・書初めなどを集めて燃やす行事で、「左義長」ともいわれます。この火で焼いた餅を食べると丈夫になるといわれています。

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