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新築・改築祝いの知識とマナー
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上棟式のお祝い
- 上棟式は、棟上げ式または建前ともいわれ、柱、梁、桁、力板などの骨組みが完成した後に、棟木を取り付けて補強する際に行う儀式のことです。本来は、棟梁自身が「建物が完成するまで災害が起こらないように」との願いを込めて行うようなものでしたが、現在では建主が工事関係者に気持ちよく仕事をすすめてもらうための「もてなし」の意味が強い行事になっています。
当日は建築主とその家族、工事に関するすべての関係者が列席し、棟梁が中心となり祝詞をあげます。また、地域によっては、町内の役員や近所の人を招いて、棟上げの上から餅やおひねり（御捻＝金銭を紙に包んでひねったもの）をまいたり、近所に赤飯を配ったりするなど、さまざまな風習があるようです。最近は上棟式も省略することがあるようです。
上棟式に招待されたときのお祝いの体裁は、紅白花結びののし紙に、表書きを「祝 上棟」「祝 棟上げ」とします。
地域によっても変わってきますが、上棟式のお祝いの品には、日本酒、ビール、ワインなどの酒類が多いようです。
日本酒、ビール、ワインなど
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地鎮祭のお祝い
- 地鎮祭とは家を建てる前に、その土地を清め、工事の安全を祈り、さらに一家の末永い繁栄を祈願する儀式が地鎮祭です。『日本書紀』にも持統天皇（六九一年）のときに、「鎮めるまつり」として出てくる歴史ある儀式です。
家を新築することは、人生の喜ばしい大きな節目です。それにあたって、いくつかの行事を行うのが習わしです。通常は「地鎮祭」「上棟式（棟上げ式）」「新築祝、新築披露」の順番で行われます。
地鎮祭は、地主と工事関係者だけの内輪で行われることがほとんどですが、地域によってさまざまなやり方があります。
地鎮祭に招かれたときのお祝いの体裁は、紅白花結びののし紙に、表書きを「祝 地鎮祭」、「地鎮祭御祝」とします。
地域にも変わってきますが、お祝いとして持参するものは、酒、果物、菓子折などが多いようです。
日本酒、ビール、ワイン、菓子折など
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新築・改築祝い
- 新築・改築祝いとは、友人や近親者が新築や改築した時に贈るお祝いのことです。最近ではお披露目をするということで、家でパーティーなどを開くこともあります。
一戸建てや改築は人生のうちに何度も行うことではありませんので、これからその新しい家で始まる暮らしにお祝いをしましょう。 新築・改築祝いは、完成後、半月くらいまでに贈りましょう。 表書きは「祝 ご新築」「祝 ご改築」「お祝」などで、のし付き花結びで贈ります。
新居、新生活に使用するものや相手の希望を聞いて贈るとよいでしょう。
家具、時計、食器、酒、お菓子、寝具など
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引越祝い
- 身内や親しい間柄の方の転居には引越祝いを贈ります。できれば相手の希望を聞いて、必要な品を贈りましょう。
手伝いを申し出たり、引越し当日に食べ物や飲み物を差し入れたりしてもよいでしょう。
引越し当日は慌ただしいので、引越祝いを贈る場合は、前もって手渡すのか配送しましょう。 かさばるものの場合は、移動の手間を省くため、転居先あてに配送するとよいでしょう。
新居、新生活にふさわしいものや相手の希望を聞いて、必要な品を贈りましょう。
インテリア、キッチン用品、時計、食器、お菓子、カタログ式ギフトなど