よく選ばれている品物は、ハム・ソーセージ類、洋菓子、ビール、コーヒー・紅茶、産地直送品などです。
ハムやソーセージ類は、昔からのお歳暮の定番です。また、お子様のいる家庭では、洋菓子もとても喜ばれます。
普段なら買わないような商品を贈ることもお歳暮ならではで特別感があって良いでしょう。カタログギフトも最近では多くなっています。カタログギフトであれば、相手が自分の好きな物を選べる点で喜ばれています。
最近では健康ブームもあり、無添加の食品や生産地がはっきりしている農産品を選ぶ人も増えています。
相手の家族構成を考えて家族の人数によってちょうど良い量の商品を選ぶのがポイントです。お子さんのいる家庭にはスイーツや麺類、消費量の多い食用油など、年配の夫婦だけの家庭には、量は少なめで個包装の食品や入浴剤などが適しています。また、毎年決まったものを贈ることで「毎年○○を贈ってくれる○○さん」という印象付けができ、楽しみにしていてくれるかもしれません。地方に住んでいる場合などは、住んでいる地域でしか手に入らない特産品、名菓なども喜ばれます。
ビールもお歳暮の定番商品です。ビール好きな人にとっては嬉しい品ですが、お酒を飲まない人にとっては無用で、これはワインや焼酎などについても同じです。
お子さまが居るご家庭にお菓子のセットやジュースのセットを贈るというのも、一見すると配慮があるように見えますが、先方のご家庭がお子さまに甘いものを与えない方針だったら、逆に迷惑となってしまいます。お子さまに食物アレルギーがあって鶏肉や卵を食べられないのに卵をふんだんに使った洋菓子のセットが届いてしまうケースもあります。
これらはせっかくの志が伝わりにくいばかりか、先方にがっかりされてしまいます。贈る側がしっかりと相手の状況について把握しておく必要があります。
最近では健康ブームもあり、無添加の食品や生産地がはっきりしている農作物をプレゼントされる場合も増えています。形式にとらわれず友人や兄弟などの親しい間柄で気軽に楽しむケースも多いようです。
まずは、先方の好みを考慮しつつ、喜ばれるお歳暮を贈りましょう。